1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書
今、直面している・直面するであろう課題の見える化から実行するまでのプロセスを紹介している本。
下記のような流れで、それぞれどういったやり方・心の持ち方をするかをまとめている。
1. 「一人会議をする」という予定を書き込む
2. 一人になれる場所に行く
3. 「今から一人会議をはじめます」と心の中で宣言する
4. 自分に向けて近況報告を書く
5. 「5種類の一人会議」から好きなものを選ぶ
5.1 テーマ会議
1. テーマを決めて書き出す
2. それぞれ「どうなればいいか?」という質問の形に答える
3. それぞれ「どうすればそうなるか?」という質問の形に答える
4. それぞれの答える「○○する」というTo Doの形でメモする
5.2 問題対策会議
1. 今直面している問題をすべて書き出す
2.以降は「5.1 テーマ会議」と同じステップ
5.3 フリー会議
- 全くフラットな状態で、ただ思い浮かんだことをどんどん書き出す
5.4 スケジュール会議
- あなたがあなたの秘書になってToDoをスケジュール調に入れる
5.5 情報収集会議
- ランダムに読み流し、心が反応したものだけメモする
6. 月に一度、一人会議デラックスを開く
- 子供のころ何が好きだったか
- 制限がないならどんな将来を望むか
- 自分が一番輝いていたのはいつか
- 人生で一番つらかったときどうやって立ち直ったか
- 知らない人が30人いる。彼らと打ち解けていく過程で、あなたは彼らに何をしてあげたいか、などなど
問題対策会議の例も以下のようにまとめている
1. 忙しくて部屋が片付かない
2. 部屋がきれいになればいい
3. - 朝はいつもより15分早く起きて掃除する
- 部屋にある物を減らす
- 友達を家に呼ぶ
4. - 目覚ましを15分早くする
- 次の土曜日に「いらない物を捨てる」という予定を入れる
- 友達に電話する
課題を見える化するのがうまくいかないときに良さそう。
そもそもこれが苦手な人はルーチンとして組み込むのも良いかも。
1時間もかからずに読み終われるのも良い。