1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
posted with amazlet at 18.10.07
前半。相手に伝えたい「結論(主張)」がある。それに説得性を持たせるために「根拠」を3つほど提示し、「事実」を「実例」で紹介する。この「実例」も3つくらい。
これを元に下記のような方法でブラッシュアップしていく。
- 「基本的に」といったいらない言葉を削る。
- 「結論」に対する「根拠」になっているか、意味がつながっているか、「(根拠)だから、(結論)だ」と読んでみてチェックする
人前で話すときのポイントも4つ紹介している。
- 「視線」はしっかりと聞き手を見る
- 「手振り」はおおげさにならないよう多少(さりげなく)、動きをつける
- 「声」は「相手と対話するように」声を届ける。強調するときは大きくゆっくり
- 「間合い」は話の区切りで、普段より3秒ほど長く間をとる
中盤。プレゼン当日に1分で伝えられるように「事前に根回しをしておく」というのも手段に入れていた。 これが、1分で話せに入るのか、、、と。ただ、一貫した主張として、相手を動かすための手段であれば、何でも取り入れ、準備しておくといったものがあった。
後半。質疑応答などでどうするか、否定ばかりしてくる上司のコントロールの仕方など、何を言っているのか分からない上司の意見をどう整理するかなど、「あー、わかる、わかる」という感じで読めて面白かった。
具体的だし分かりやすく書かれているとは思う。初めの1冊にはいいけど、すでにプレゼンの本とか伝え方の本とか読んでいたため物足りなかった。実践できているのか?という良い復習にはなったので★は減らさない。
個人的評価:★★★★☆